ダイヤモンドを叩いて砕く
俺がやらなきゃ誰がやる(俺もやりたくない)
地上最高の硬度を誇るダイヤモンド。
しかしだ。絶対に破壊できないわけではない。
まず熱に弱い。
800度で加熱すると燃える。燃え尽きる。
その時に放つ光が実に美しい。
時価ウン百万の輝き。絶対やりたくは無いけど。
耐火金庫の中にダイヤ入れるとしても、金庫は無事だったが
ダイヤは燃え尽きた、などという事態が生じない保証はない。
何しろダイヤってのは炭素で出来ているからな。
そりゃ燃える。よく燃える。燃えたら後には何にも残らない。
十分によく換気が行われる場所でなら上手く燃やし尽くせる。
…そこまで燃やし尽くしたいのは何でだっての。
次に十分な衝撃を加えれば砕くこともできる。
その材質は何でもいいが、頭とかは多分やめておいたほうがいい。
あんまりやわらかいものだったら砕く以前にめり込むだろうし。
…チンコでは多分無理だと思う。
速度とかどの程度かはちょっと分からないが、まあ
十分な強度を持つハンマーでぶっ叩けば砕ける。
(1月29日にトリビアの泉で実演されていたそうです。200万のダイヤを叩いて砕いてたそうで…)
硬いということはもろいということだ。
硬いだけのダイヤモンドは粘性が殆ど無い。
ということは衝撃いかんによっては十分に破壊できると
考えていいと思われる。
こういう方法ってのはまあ邪道なのは分かっているんだ。
正攻法って言うのもあるにはあるんだよ。
ダイヤモンド同士で削りあえばダイヤモンドもだんだん削れると。
ブリリアントカットなんてのも、ダイヤモンドで削って
作り出しているわけだ。
もっともダイヤモンドは殆どのものより硬いわけで、
ダイヤモンドカッターなんてのは結構使われている。
(殆ど合成ダイヤを用いていると考えて良いけどね)
鉄をも切り裂くダイヤモンドカッター。
指なんかおいたらすっぱり切れるから指近づけるなよ。
ものによっては指輪に匹敵する値段だぞダイヤモンドカッター。
でもプレゼントにはふさわしくないぞダイヤモンドカッター。
「君に…話したいことがあるんだ」
「なぁに?」
プレゼントにダイヤモンドカッター ダダッダ
「結婚してくれないか?」
「まぁ嬉しんなわけないだろ!死んでしまえ!」
TPOっていうのは非常に大事だと思う。
いずれにしろ金剛石といわれるほどにその硬度を誇るダイヤモンド
ではあるが、こう考えるといくらでも壊せるのは悲しいな。